17情熱大陸 南米でエメラルドハンターの異名を持つ45歳。どこまでもタフな「女の生き様」に密着!

ダイヤモンド、ルビー、サファイアとならび、その希少性などから「四大貴石」と呼ばれるエメラルド。5月の誕生石としても有名だが、市場に出回っているのは99%が人の手によってカットされたものだ。そんな中、原石だけが持つオンリーワンの美しさに魅せられ、原産国である南米コロンビアで危険を顧みずに自ら原石を採掘し、現地での仕入れ交渉、ジュエリーデザイン、加工、販売まで全てを手がける唯一の日本人が川添微(かわぞえほのか)だ。

21歳の若さでエメラルド原石の輸入会社のバイヤーとなった彼女はその美しさを世界に伝えたいという想いから独立後にアメリカで宝石鑑定士の免許を取得。過酷な環境のコロンビア鉱山の採掘現場に足を運んで手に入れた貴重な原石を使って、世界でたったひとつのジュエリーを作り出す。今ではその作品が高く評価され、ジュエリーデザイナーとしても世界的な注目を集める45歳だ。

番組では、川添が理想のエメラルド原石を一体どうやって発見するのかを探るべくコロンビアの採掘現場同行。さらにその原石が彼女の自宅兼工房であるインドネシアのバリ島で眩いジュエリーとして生まれ変わるまでの創作現場に完全密着する。「エメラルドの原石には、人間の手では創り出せない地球そのものの力強さがある」と目を輝かせながら走り続けるパワフルな45歳の生き様をカメラが追った。